1月7日(土) 美波町のアオリイカ釣り

アオリ強化月間 延長戦 第?弾。


前回の釣り始めに続き

今回もアオリやりながら沖のブリが食っているようなら行きましょうかというパターン。


アジ屋のおじさんの話では



夜 ちょっと(3時間ほど)エギ引っ張っただけで アオリ36kg獲れたって。

他にも いろいろなところで大漁だったみたいで

お月さんの威力は絶大のようだ。



満月まわりは夜に活発に給餌活動をするので 昼間は食わない

というのが定説になっているようだが 真相はいかに。



夜明け前 出船。



いつものように 日の出から日没までの長丁場。



今日は 北風の予報。

西寄りの風であれば 問題ないのだが…


上り潮がきいているせいか 港の沖で海水温は19℃ある。

伊島周辺は瀬戸内の冷たい潮が入り13℃ほど。

わずか距離10kmあまりの間でこれほどの差があるとは。

瀬戸内から冷たい潮に押されてアオリが集団疎開してくれていることを願おう。



二流し目 …

着底後 すぐにアオリがアジに抱きつく感触。

即アワセで無事フッキング成功。

キロサイズのアオリの引きを味わいながら まわりを見ると

隣の方  艫の方  後ろの方  その隣の方 見渡す限りみんなの竿が曲がっている。

私を含め5人 同時ヒット!! 



胴長30cmのキロアップ。

ダブルヒットやトリプルヒットは時々あるが

5人同時ヒットなんてシーズン最盛期でもなかなかないこと。


直後に同サイズをもう一丁。



キロアップ連発。


月夜でも関係なし!?


今日は大漁か と思ったのも束の間 …



その後はシーーーンと海は静まりかえり

何処へ行ってもアタリなし。



たまに だれかにポツリと1杯釣れたら

それからまた 長い沈黙。





そのまま昼を迎えた。





ここまで アオリ船中10杯ほど




冷たい北風が身にしみる。



Kさんより うれしい差し入れ。



折れかけていた心が温まった。



沖でブリを狙っている僚船も

ベイトが見つからず 本命もかからずで撤退。


今日はアオリ一本でがんばるしかない。



北風が強くなってアタリが取りづらい。


最後にアオリを釣ってから5時間ぶりのアタリ。



長すぎる沈黙のあと ようやく3杯目。



次は 食い上げアタリ。

上へ上へと どんどん上がってくる。

こんなときは無理して合わせても掛からないし そのまま巻いていると途中で離される。


糸ふけができた分だけラインを巻き取り 動きが止まった瞬間 フッキング。



掛かりにくい食い上げアタリだが 触腕1本に何とかフッキング。



その後 また長い沈黙。



食い気があるのはカモメたちだけ…



波気があり ミヨシは常時1〜2m上下するので

底でアジを落ち着かせるのが難しい。




水深90mほどの深場で 久々のアタリ。



深場なのに胴長20cmほどの小型。

食いの悪いときはこんなもの。



日が西の海に沈みかけ



最後の流し。


揺れる船の上でも わずかな竿先の感触の変化は見逃さない。



何とか1.5kg。



このサイズ できれば2kg級が もう少し釣れてくれる予定だったのだが…

月夜はやはり鬼門か。



また出直して来いよとカモメが見送ってくれた。


少し明るいうちに帰港。



一日アオリでがんばったものの

6人でこれだけ…



アオリの食いは一日中渋いまま 活性も上がらずじまい。

食いの悪さは やはり「月」のせい?

潮がよくなれば 2kgサイズもまたまだ期待できる … はず。



本日の釣果 アオリイカ 胴長 〜33cm 6杯